農道整備(強靭化型)東4線地区61工区工事
農道整備の強靭化型を行う本工事は、北海道上川総合振興局でも非常にレアな路上路盤再生工法(セメント・アスファルト乳剤安定処理)を採用した工事で、泥炭地特有の圧密沈下を起こして破損した舗装道路を撤去せずに良い部分を再利用する工法です。
破損が進行した既設舗装にアス乳剤とセメントを添加し、スタビライザーによって10cm厚で破損混合することで、強固な上層路盤を再構築でき、舗装厚も軽減できることから、新規改修するよりコストを抑えた工法です。
施工準備段階で発注者やコンサル、専門業者との綿密な協議を重ね、施工中にも課題を修正しながら工事を完成させました。